不は本来第4声ですが、後に第4声が続くと、第2声に変化します。その場合、教科書などでは、声調記号も第2声とします。
不谢 bù xiè → bú xiè
これに対し「一」の声調変化は、やや複雑です。
(1)一は本来第1声ですが、基数(数量)を表す場合、後の音節の声調によって、つぎのような声調変化を起こします。
第1声・第2声・第3声が続く→第4声に変化
第4声が続く→第2声に変化
(2)但し、序数を表す場合などは変化せず、第1声のままです。