<span lang="ja">二.声調変化 <span lang="zh">不</span></span>

二.声調変化

 声調は音節の一つの要素として、変化しないというのが原則ですが、すでに学んだとおり第3声と、
ここで学ぶ否定の副詞の「不」数詞の「一」とは、後に来る音節の声調によって変化します。

 不は本来第4声ですが、後に第4声が続くと、第2声に変化します。その場合、教科書などでは、声調記号も第2声とします。

不谢 bù xiè → bú xiè



これに対し「一」の声調変化は、やや複雑です。

(1)一は本来第1声ですが、基数(数量)を表す場合、後の音節の声調によって、つぎのような声調変化を起こします。

第1声・第2声・第3声が続く→第4声に変化

第4声が続く→第2声に変化

(2)但し、序数を表す場合などは変化せず、第1声のままです。